ボッセーの田舎のおうち – フランソワーズとミシェルの家
アントワヌくんのパパの、ふたりのお姉さんたちが避暑で滞在している
Bossay(ボッセー)の田舎のおうちにも遊びに行きました。
これが一番上のお姉さん、フランソワーズの家族が
夏や冬のヴァカンスに暮らしているおうち。
右の平屋はキッチンや食堂、書斎などになっています。
正面1階はミシェルとフランソワーズのアトリエとみんなのリビングで、
2階はバスルームがあったり、子どもたちがそれぞれの家族と過ごす部屋です。
上の建物の左側に、倉庫とガレージのような下の建物があります。
ここは昔、パパのご両親が住んでいたおうちなのだそう。
彫刻家のミシェル(フランソワーズの夫)とその子どもたちが大改造して
今のようなアトリエ兼メゾン・ド・カンパーニュになったのです。
もちろん、改造は現在進行形、さすがブリコラージュ(日曜大工)大国。
これはフランソワーズとミシェルの娘、
つまりアントワヌくんのいとこに当たる Mathilde(マティルド)の仕事部屋。
彼女の旦那さんは LACOSTE(本来、フランス語だからラコストゥ)一家で
Mathilde もそこで働いているのですが、色を操るのが彼女の仕事。
いつも、紙や絵の具、布などを使って色の実験(?)をしています。
今回はたくさんのカラフルなリボンを使っていました。
今年春夏の、LACOSTE の雑誌広告やカタログを見たことのある方いるかな?
モデルさんたちを吹き飛ばしていたあの扇風機は、
Mathilde 自前のコレクションなのです。
キッチンはこんな感じ。
これ(手前)が、フランソワーズとミシェル。
奥で鼻をかんでいるのはパパ。
みんなの顔色が悪すぎるのは、わたしの写真のせいです。
ホワイトバランス変えてみたんだけど、もう一度調整し直さなくては。
外壁にさりげなく、アンティークのコランダーと蹄が掛けてあったり
あちらこちらに素朴な野の花のブーケが生けてあったりして、
アーティスト一家であるフランソワーズたちのセンスがうかがえます。
水道まわりもかわいい。
まんまるな葉っぱがとっても不思議で思わずパチリ。
屋根づたいに生えるブドウの木、生い茂った葉っぱは庇のよう。
アントワヌくんは、毎年ここのブドウが熟すころ、写真に撮って送ってくれました。
ここまでは中庭の写真たちです。
中庭ではなく、外側の庭に離れのようなものがあって、
イチジクの木がたくさん実をつけていました。
このおうち、シャルノワールの何倍も庭があります。
この写真に写っている何倍も。
敷地内に轍が長く続いているというのは
いつまでもたっても夢のまた夢です。
最後に、その広大な庭に咲いていた花たちを、選りすぐって。