たくさんのアーチは商店街
フランス・アヌシー

メルシー、アヌシー。 ・・・ 4

夜のアヌシー城
夜のアヌシー城

夜の散歩はアヌシー城へ。

パレ・ドゥ・リルのすぐ脇の、ペリエール通りをすこし入ったところから急な坂をうねうね登って、ホテルの裏手にアヌシー城があります。

このお城は12世紀に建てはじめ、完成までになんと4世紀もかかったのだとか。今から江戸時代にさかのぼるくらいの歳月を要したというのはすごいですね。今は博物館として公開されているようです。


夜は Aromatik というレストランでディナー。ミシュランに載っているらしいけれどお値段もお手頃なので、決めました。はじめてです♬

メルルーサ(ヨーロッパ・ヘイクというらしい)のグリルには、キノワとキャロット・グラッセ、海苔のソースが添えられていて、海苔の味は別段しなかったもののとてもとても美味でした。

デザートは、メニューを見て一発で決めたミルフイユ。フォークでも、崩さずサクッと切れるほどうすく軽く、本当においしかった!

ちなみに日本でいう「ミルフィーユ」、フランス語にすると「1000人の女の子」という意味になっちゃうんです。正しくは「ミルフイユ」。「ミル」は数字の「1000」。フイユとは、紙や葉っぱなどのうすいものを指すのでここでは重ねられたパイ生地のことです。


木枠が素敵で豪華な建物

レストランと道路を隔てて、曲線で描かれた窓や扉の木枠が素敵でシックな建物がいくつもありました。

だけど夜になって、明かりが灯ったのはたった3部屋。謎です・・・。


今回は、教会内部の見学はしませんでした。いつもステンドグラスを眺めたりするのでちょっと残念だったけれど。

やはり、ここにもそこにもアーチ。これだけアーチがつらなると圧巻です。なんだろう、こういうのグッときますね〜。

ペリエール通りに位置するパレ・ドゥ・リルホテルは、とても立地がよく便利で、まわりにはお料理のおいしいカフェや、長い行列を作る人気のアイスクリーム店、服屋にカゴや帽子の専門店などが軒をつらね、とてもにぎやかでした。

〈 つづく 〉