Emmaüs n°3 – 古いレースたち
フランスは先週まで「え、これが冬でいいの?」と思うくらい、
綿のコートにマフラー・手袋なしでも外を歩けてしまうくらい暖かかったのですが、
先週末から急に、本格的な厳しい寒さが訪れました。
パリの冬にしては珍しく青空の日が続いているので、放射冷却でしょうか。
もう手袋と帽子なしでは出かけられません。
部屋の中はふだん、中央暖房がきいているので、多少薄着でもだいじょうぶなのですが、
昨日はあまりの寒さに耐えられず、この冬初めて、
電子レンジで温める湯たんぽとウールのひざ掛けで簡易こたつを作りました。
夜になったら寒くて寒くて、もう早い時間にベッドに入りました。
パリの冬は暗くて寒い上に、ほとんどの人がダークな色の服装をしているので
気が滅入ります・・・この時期に鬱々するのを避けて、日本に帰るともだちも多いのです。
あー、早く暖かくて花の匂いがただよう明るく色鮮やかな春にならないかな!
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さて、今日ご紹介するのは大好きなレースのドイリー。
エマユスの掘り出しもの第3弾。
レースのドイリーは、展示会のディスプレイやお部屋のデコレーションなど
いろいろな場面で大活躍なのです。
こちらは、リボン状になったレース。
とっても細い糸で編まれています。
眺めているだけで女の子な気もちになれるレース。
お人形のワンピースの裾につけたり小物の縁取りにしたりと、
いろいろアイディアがわいてきます。
レースは大好きですが、詳しいことはまったく知らないわたし。
年代も名前も技法もまったく分かりません。
わたしにとって、アンティークかジャンクかということはあまり重要じゃなくて、
とにかく可愛くて安くて使えれば大満足なのです。