クリスマス・ヴァカンスのはじまり
フランスでは多くの人が、先週の土曜日からノエル(クリスマス)のヴァカンス。
土曜日は大雪が降っていてまるで吹雪のようでしたが、
わたしたちにとってはパリでプレゼントを探す最後のチャンスだったので
クリスマスの買い物をする人々であふれかえるグラン・マガザン(デパート)や
パッサージュ(アーケード商店街)でプレゼントを探し歩きました。
ここ3週間わたしが出ずっぱりだったので、
日曜日は朝から洗濯に洗い物、部屋の片づけやカーヴ(納屋)の整理。
そしてふたりでプレゼントの包装とヴァカンスの荷造り。
土曜日から降りつづいていた雪がつもって、わたしたちの乗るボルドー行きの
TGV(フランスの新幹線)が止まるんじゃないかと心配していましたが、
午後には雪も小雨にかわり、15分程度の遅れで日曜日の夜遅く、
アントワヌの実家のあるシャテルローに到着しました。
ドイツに住む妹のクレールと夫のトルステン、
中国に住む弟のバンジャマンとフィアンセのディディはひと足先に着いていて、
パパとママンといっしょにわたしたちを迎えてくれました。
再開の挨拶とビズー(両方のほっぺにキス)を交わし、
少しおしゃべりをしたあと、1年ぶりに家族みんなで囲む食卓。
夕食のメニューは、わたしの大好物のプチサレ。
手前にピントが合っているのが「プチサレ」と呼ばれる塩漬けの豚肉。
このお料理の名前もここからきているのだそうです。
お料理の「プチサレ」とは、塩漬けの豚を塩抜きしてから、
かぶ・ポワロー・キャベツ・にんじん・じゃがいもなどの野菜と
ソーセージなどを圧力鍋で煮たもの。
メインのお肉やお野菜を食べる前に、ブイヨン(煮汁)を
スープとして飲むのですが、これもまた甘みやコクが出ていて格別。
写真は失敗してしまいましたが、めちゃくちゃおいしかった!!
これから来年1月4日までの2週間、
家族全員そろって自然の中にあるこの家で過ごします。
一大イベントのノエルも待っているし、とっても楽しみです♪♪♪
ただ、この時期にごちそうをたっぷり食べて、毎日くつろいで、
パリに帰るころには必ず5キロくらい太っているのでそれだけが恐怖です・・・ 🙂