
メルシー、アヌシー。 ・・・ 2
アヌシー旅行で楽しみだったのはやっぱり、あおい空・みどりの山なみと、青磁色に澄みわたるアヌシー湖。ヨーロッパでいちばん、水がきれいなのだとか。

水はごく透明で、どのくらい澄んでいるかというと、川底・湖底にある水草や泥のようなものがくっきりと浮かびあがるほど。カモが水中にダイブして魚やザリガニをとってくる一部始終、水かきの動きまで鮮明に見えます。



こちらはティウ川と旧市街を、アヌシー湖を背にのぞんだところ。川が運河のように街中をめぐっていて美しいところから、アヌシーは「フランスのヴェニス」ともよばれるそう。ほかにも、「アルプスの真珠」とか、アヌシー湖においては「サヴォワの宝石」なんて例えられているそうです。




こちらのメリーゴーラウンドはなんと、木でできています。足元のまわる円盤の部分だけでなく、動物などの乗り物も木製だそう。残念ながら、近くまで寄らなかったので(おやじさんがすごく怖そうだった!)材質やどんな塗料かなどは確認できなかったのですが。残念!
1906年から存在するこの回転木馬、当時は手動で回転させており、子どもたちがよろこんで押すのを手伝いました。そうすれば、そのあと無料で何周かさせてもらえたのですって。

色とりどりでかわいらしいだけではなく、たくさんの自然・・・山や川や湖や・・・が街並みのあちこちに垣間見えるのが本当にチャーミング。水も空気もおいしくて、みどりを通して降り注ぐ光は目にもやさしく、まさにこころが現れる感じです。




歴史的な建物も数多くあり、すこしだけ予習をしていったのですが、ぜんぜん足りませんでした。リベンジしに行かなくちゃ!
〈 つづく 〉

