サンタマンの陶器のオヴァール皿とソースボウル
まだ日本に住んでいた2007年ごろ、仕事でフランスを訪れた際に
アントワヌくんのママンの生まれた町、Le Blanc(ル・ブラン)のブロカントで買った
St AMAND(サンタマン/サンタモン)のバラとお花の陶器のオヴァール皿とソースボウル。
ちょっと小さめの、オヴァール皿。
ぽってりしたピンクの手描きのバラとお花の模様、赤いラインがかわいいです。
こちらがソースボウル。
お料理とは別に、汁やソースをサーヴするときにこのボウルに入れます。
St AMAND – Société des grands établissements céramiques とあります。
「サンタマン(サンタモン)-セラミック製造大企業グループ」というような意味。
ここでいうセラミックとは、陶器・磁器・ガラスなど。
広辞苑によると、煉瓦やセメントなども含めていうそうです。
Saint-Amand-les-Eaux(サン・タマン・レ・ゾー)というフランスの北、
Lille(リル)から40kmほどの南東のベルギーとの国境沿いの町で作られました。
ここも Sarreguemines(サルグミン)や Lunéville(リュネヴィル)同様
陶器の窯元が多くあった町のようです。
サルグミン、サンタマンなどについては、またゆっくりじっくり調べたいと思います。
実はこの食器たち、フランスのおみやげにと、買った年に日本に持ち帰って
母にプレゼントしたのだけど、今日、ふと製造元が気になって裏を見ていたら
「それ、使い道がないから欲しいなら持って帰っていいよー。」と母。
彼女、わたしが昔から古物やアンティークを集めているのを知っているし
とくに蚤の市コレクションの陶器シリーズをこのブログで見ていて、
このお皿とソースボウルがわたしの大好物だということを知っていたのです。
よし、おことばに甘えて持って帰っちゃおうっと♪