Au marché aux puces de Vanves ・・・ ヴァンヴの蚤の市で。
とてもとてもとても、ご無沙汰してしまいました。ひとつ前の記事が2017年の4月16日で菜の花の写真があるから、約1年ぶりでしょうか?
先日、日本から来ていたおともだちとヴァンヴの蚤の市に行ってきました。
ヴァンヴは相場が高く、雰囲気もプロフェッショナルになってしまったので、ちょっと敬遠していたのですが、今回はなかなかの掘り出しものがあって、お財布のひもも相当ゆるんでしまいました・・・。
こちらはたぶん、アール・ヌーヴォーの時代のものであろう、銀の小銭入れ。フランス語では bourse(ブルス)とか porte-monnaie(ポルト=モネ)なんて呼ばれるものです。
このタイプ、昔から気になっていたのですが、今ひとつ「これ!」っていうのが見つからなくて。今回見つけたものは、状態もよく装飾やスカラップも美しいのですぐに決めました!
こちらは方位磁石。ちっちゃくて、指輪にしたらかわいいだろうなぁ・・・と手に取ったのですが、持っていたらなんかとても愛着がわいてしまって。
指輪にしないで、ちいさなお気に入りばかり飾ってある場所に仲間入りさせようかな、と思っています。
こちらも1920年頃のものだそう。豚の毛の歯ぶらしです。擦り切れて見えなくなりつつありますが、黒で彫ってあるロゴが可愛くて。
たくさんたくさん並んでいたので新品だとは思いますが、ちょっと怖いかな。
これは鍵を玄関などに掛けておく、キーホルダーのようなものだそう。ぷっくりしたお花が可愛くて、使わなそうなのに買ってしまいました。
薔薇かなぁ・・・?
古いシルクの手縫い糸です。しかも「洗える絹糸」と書かれています。色も光沢も美しいし、もともと手縫い糸はコレクションしているので入手。
時代背景もあるのでしょうが、ウール糸の糸巻きとはちがって、イラストレーションが繊細で素敵すぎます。惚れぼれ。
ずっと探していたぶんちんが、オマールという形で見つかりました!奇跡です。なぜなら、我が家にある栓抜きも、鍋敷きも、オマールだから。これでオマールファミリーの仲間入りです。
これもまた、1920〜1930年代のものだそうで、その頃はといえば、甲殻類の鋳物のオブジェが流行していたのだそうです(店主談)。
木のしっくりした色のシンプルだけど繊細な額縁は、わたしの好きな画風の絵を入れるととても映えるので、集めています。次はなにを描いてもらおうかな?
これは、上の歯ぶらしと小さな方位磁石を買ったときに、入れてくれたビニール袋。こんなところまで可愛い!
顔立ちもさることながら、青と白で揃えた衣装が可愛くて、ついつい買ってしまいました。どこの地方かな?
白いサボと白い大きな角襟、白いボウタイ、白に赤と青の模様が織り込まれている帽子がとても愛らしい!
締めはやっぱりボタンでしょう・・・ボタンが買えない蚤の市は、蚤の市じゃない!・・・なにを言ってるのか分かりませんが、とにかくボタンは必須項目です。