アンティークのリネンとトーション・アンティークレース
Alésia で撮影をした先々週の金曜日、
Mouton Duvernet でブロカントがあるというので足を運んでみました。
ほとんどがアンティケール(アンティーク商品を売る専門の人)のスタンドで
目が飛び出るほどのお値段。
そんな中でも、気のいいマダムのアンティークリネンのお店を見つけました。
アンティークのベージュと赤のストライプコットン、
赤いラインの入ったトーションふたつ、
それから白地に赤いレースで縁取ったテーブルクロス。
値切ってもいないのに、わたしが何か手に取るたびに、
「これは○○€って書いてあるけど、△△€にしてあげるわよ。」
結局、まとめ買いしたら表示の3分の2くらいの値段にしてくれました。
とはいっても、わたしが普段行くブロカントよりは全然高いのですが
(むしろクリニャンクールなどの蚤の市に近い感じ)
とにかく質がよく、汚れもまったくなかったので
預かっているアンティークリネンと組み合わせた作品づくりにはいいな、と思い
たくさん仕入れてしまいました。
今回は、アンティークレースもちょっと奮発して買ってしまいました。
こちらは fuseau(フュゾー)とよばれる木製のボビンを使って
編み上げたアンティークのボビンレース。
中央に置いた針山のようなものから何本もボビンに巻いた糸を出し、
それを交差させていくことによって糸が美しく編み上げられてゆきます。
このたぐいのレースはブロカントにもよく出されているのですが、
特にこれは模様が独特で綺麗だったので、お高めでしたが購入を決意。
ところが、うっかり年代を聞くのを忘れてしまったわたし。
どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら教えてくださいませ。
こちらは、ブースのマダムが言うにはレース針を使っての手編みだとのこと。
短めでしたが気に入ってしまったので購入。
アンティークレースとアンティークリネンたちを組み合わせたら、
物語のある素敵な作品ができそう。
新しい息吹を感じられるような素敵なアイディアを見つけたいと思います。