ブロカントとか,  フランス・シャテルロー

Emmaüs n°5 – 1950年のパリ・ガイドブック

エマユスで山積みになっていた本の中から、ふと目についたガイドブック。

1950年のパリ・ガイドブック n°1

実はわたし、古いガイドブックや地図などのリブレットが大好き。
つぶつぶのスクリーントーン印刷や、古いリブレットのチープな、でも温かみを感じる紙質、
ちょっと色褪せたような、でもカラフルな色づかいがたまらなく魅力的なんです。
しかも、古い紙製品には、自分が制作する上でいろいろお手本にしたいことがいっぱい。
時代を超えたタイポグラフィやイラストレーション、アイディアなどの宝庫です。
さて、1950年のこのパリ・ガイドブック。
わたし的には表紙はあまり可愛さを感じなくて、紙質もツルツルで味気ないのですが
中を開いてみたらもうトリコになってしまいました。

これが目次のページ。

1950年のパリ・ガイドブック n°2

描かれている女性のファッションや帽子の箱からあふれ出したアイテム、
タイトルの字体などがとってもエレガントで、作られた時代の雰囲気を感じられます。
うすいピンクと黒のコンビネーションや、
デコレーションのリボンがそのまま飾り枠になっているところなんて
すぐに真似できそうなアイディアが満載で、制作意欲をそそられちゃいます♪
さて、肝心の中身。

1950年のパリ・ガイドブック n°3

これがエッフェル塔付近の地図です。
赤い線で描かれた地図に、黒い建物アイコンたち。
画風もオシャレですが、シンプルだけどなかなか真似できないこの2色づかいは見習いたいです。
こんな感じで、パリのそれぞれの地区が描かれています。
フランス語を「読む」のはとっても苦手なんだけど、ぜひ読んでみたいですね。