La Maison du Miel ・・・ はちみつ。
グルメとは縁のないわたしがグルメの話つづきです。
昨日いっしょに Caillebotte に行った、日本から来ているおともだちの苺ちゃんとかっちゃん・あやちゃんペアとで、Caillebotte からメトロに乗って3駅、マドレーヌ寺院のわきを1本入った小道にあるはちみつ屋さん LA MAISON DU MIEL(ラ・メゾン・デュ・ミエル)を訪れました。
苺ちゃんがはちみつマニアで、泊まっているアパルトマンのオーナーに教えてもらったから一緒に行こう!と誘われたのが、実はわたしが次回彼女を連れて行こうと決めていたお店、パリに来たばかりの頃足繁く通っていたはちみつ専門店だったのです。
最近のわたしは専門店で買うとかいいものを揃えるとかいう熱も冷めて、お菓子作りなどではちみつが必要になると、スーパーに走って終わりになっていたので、ひさしぶりにおいしくて上質なはちみつを食べようと、ひと瓶買うことに決めていました。
わたしは白くにごったはちみつが好きなので、目に止まった Miel de Rhododendron(ミエル・ドゥ・ロドドンドロン)というのをお味見。ロドドンドロンという呪文のような名前の正体はなにかと尋ねてみると、お店のお姉さんがジェスチャーも交えて「春に咲くピンク色のとても美しい、トランペットのような花よ。」と教えてくれました。実に、花びらの上にはちみつを乗せて食べているようなフローラルな味わい。小さい頃、学校の帰り道とかにつんと摘んで蜜を吸っていた、あれかなぁと思いつつ、帰ってきて検索したらなぁーんだ、春先になったらどこにでも咲いてる「ツツジ」でした。どおりで、日常的に食すための大瓶とかバケツ入りのとかもあったものね。サラザン(蕎麦)のはちみつとか貴重な種類のものは、小瓶しかなかったんです。でも、とても美味しかった。厳選された、質のいいはちみつだからかな?
「森のはちみつ」「山のはちみつ」「もみの木のはちみつ」なんていうおとぎ話みたいなのがいいなぁって毎回思うのに、わたしが美味しいと感じるのは、「アカシアのはちみつ」だったり「ツツジのはちみつ」だったり、なんだか庶民的なお味のようです。
30分くらい、パッケージを説明したり試食をしたりうろうろしたり写真を撮ったりして、さてロドドンドロン(フランス語的発音、一般的な学術名は「ロドデンドロン」らしい)のはちみつを買おうと思ったら苺ちゃんがさっとわたしの手から小瓶をうばい「これ、彼女にプレゼントでお願いします!」なんて粋なことしてくれちゃったのでした♬
苺ちゃん、どうもありがとう、大事にもりもり食べるね〜〜〜☆
LA MAISON DU MIEL
24,rue Vignon -75009 Paris
+33 (0)1 47 42 26 70
9:30~19:00
日曜定休
Métro : Madeleine (°8, °12, °14)