Rue des Trois Couronnes
フランス・リール

フランス旅行・リール ・・・ 1

10月のはじめに、リール (Lille) に行ってきました。

ここは2002年、ともだちカップルを訪れるために2回も来た場所。

でもそのときは、直接彼らの自宅に行って、彼らの家族と触れ合う時間だったので、観光は全くしませんでした。ブルス(証券取引所)の回廊で開かれていた、古本市を通りがかりにのぞいたくらい。

今回は3日間かけて、ゆっくりと街を散策してきました。


リール・フランドル駅

リールに着いてすぐ撮ったこの写真。そう、リール・フランドル (Lille Flandres) の駅です。

なんでもこの駅舎(正面)は、19世紀後半に、パリの北駅を解体してリールでふたたび組み立て直されたのだそう。なぜそんなとっても面倒なことをしたのかすごく興味があります。わたしのフランス語力がアップした際には、きっとリール・フランドル駅の歴史をひもときましょう。


この装飾が素晴らしい建物は旧証券取引所 (La Vieille Bourse)。

1652〜1653年に建てられたのだそう。
フランドル・ルネサンス様式というそうです。
かつてわたしが訪れた古本市はここでした、この回廊!


この鐘楼つきの建物も迫力でした。ネオ・フランドル様式の建物は、リール商工会議所 (La Chambre de Commerce de Lille)。鐘楼はベフロワ (Beffroi) と呼ばれます。


リールの建築はパリに比べてとても特徴的。詳しくないので見た目のことだけしか分かりませんが、白い石の枠組みに、赤レンガを施した感じが主流でした。

すこしでも簡単でも説明をつけようと、いろいろなWEBサイトを見て参考にするのですが、みなさん、歴史やら建築やら、年代やら年号やら、様式やら建築資材やらにとてもお詳しい!


奥に見えるのが、サン=モーリス教会 (Église Saint-Maurice de Lille)。

わたしたちの(古すぎて汚くてヤバイ)ホテルはこの教会に面していました。1枚目の写真、教会の手前を右に入ったところ。眺めはよかったんですけどねぇ・・・。

〈 つづく 〉