「おだんごカード」のお仕事
お久しぶりです、ChibiRu です。
みなさんお元気ですか?
気づけばこのブログ、最後の更新が2月26日。
まるまる1ヵ月放置してしまったのですね。
瞬く間にひと月経ってしまい、ビックリと同時に
毎日充実していたおかげで、とてつもなく長かったような気もします。
あれやこれやといろんなお仕事をしているせいで、
毎日がバタバタと慌ただしく過ぎていった3月でした。
ウェブのお仕事にイラストレーション、編みぐるみ講座の買い出しやテキスト作り、
来年出版される本(著者はわたしではありませんが)のための素材探し、
打ち合わせに顔合わせに週2回の講師と、目まぐるしい日々。
そんな中、3月頭には約10日間のヴァカンスもいただきました。
といっても場所が変わっただけで、イラストのお仕事に明け暮れていたのですけどね。
だけど田舎のきれいな空気と澄んだ星空、おいしいママご飯を満喫できました♪
さてさて、今やっているお仕事。
(下の写真はわたしの作品ではなく、すでに発売されているものです)
これは「おだんごカード」といって、フラッシュカードの一種。
でもちょっとちがうのは、表面に、イラストもことばもいっしょになっているところ。
そして、インターナショナル・スクールの先生たちの考案で
裏にはひらがなとローマ字も入っていて、英語も日本語も学べちゃうのです。
手でどちらかのことばをかくしたり、床に並べたり、いろんな遊び方ができるのも
このカードのとっても素敵なところです。
わたしはシリーズ3と4のイラストレーションおよび入稿準備・色校正までを担当。
こんな楽しくて素晴らしいアイディアがつまったカードにイラストが描けるなんて、
そして子どもたちに遊んでもらえるなんて、本当にしあわせ。
イラストを描き進めながら、タッチが変わっていっちゃったり、
描いたことない昆虫だけ力が入りすぎて妙に写実的になっちゃって描き直したり、
産みの苦しみもたっぷり味わっているのですが、それ以上に喜びでいっぱい。
最初は自分のスタイルやこだわりがあったのですが、
『やなぎ教育グループ』のみなさんや園長がいろいろ助けてくださったり
素敵なことばをかけてくださるおかげで、強ばった想いも和らいできました。
全部描き直すのには時間が足りないので、ある程度妥協をしなければならないけど、
今はまず、子どもたちに楽しんでもらえることと
「人生を乗り切るユーモア」を表現できることを目標にして、
自分中心の発信ではなく、自分を取り巻いてくれている世界をもとに
ひとつひとつ描き上げていこうと思えるようになりました。
十数年ぶりのイラストのお仕事、愛情のこもった素敵なものに仕上がるといいな。