
フランス・アミアン旅行 1 ・・・ ピカルディ美術館



6月16〜18日、アミアン (Amiens) に行ってきました。
最近よく、プティ・ヴォワイヤージュ(小さな旅)をします。
日帰りで行けるのに、2泊したり。このアミアンもまたしかり。




最初に訪れたのは、ピカルディ美術館。
SF の父とも呼ばれる、19世紀のフランスの小説家、Jules Verne(ジュール・ヴェルヌ/1828-1905)の作品 “20 000 LIEUES SOUS LES MERS”(海底二万里)のエクスポジション。
わたしの知ってるのは「海底二万里」だけど、最近は「海底2万マイル」っていうのね・・・ビックリです。



ジュール・ヴェルヌの作品にイメージづけられる装飾や造形物、イラストレーションなどが好きで、彼の名前を聞くと響きの格好よさに飛びつくのだけど、実は彼の作品をたった1行も読んだことがありません。
展示に関しては、フランス語のキャプションひとつひとつ読んでたら日が暮れるので、流し見、ここでも雰囲気だけ味わうことに。情けないったら。
でも展示品やイラストレーション、マケットなどで彼の世界はたっぷり感じられたので、「海底2万マイル」を電子書籍版でそっこうダウンロード(もちろん日本語)しました。



ピカルディ美術館は建物も格好よかった!
建築など詳しいことは、残念ながら分かりませんが・・・。
そして、街中のあちこちにあった、ジュール・ヴェルヌやその作品のモチーフが型抜きしてある道しるべのようなもの。作品の傾向(?)について解説されているこれは、アミアンのあちこちに、16箇所あります。
この文学的・観光的・文化的コースは、2.6kmの距離にわたり16の区間で構成されている。それはアミアンの中心部に位置する、ジュール・ヴェルヌの創造力と想像力に捧げられたいろいろな場所を縦横にめぐる。好みに応じて、30と80分のルートがある。
Amiens : un parcours Jules Verne pour célébrer le grand écrivain
〈 つづく 〉

