ベルギー紀行・ブリュッセル ・・・ 3
ベルギーといったら、やっぱりベルギー・ワッフルでしょう!
でもこれ、フランスやベルギーではゴーフル (gaufre) と呼ぶんです。
お砂糖がまぶしてあったり、シャンティイというホイップクリームがのっかってたり、フリュイルージュ(赤い果実の意)のソースがかかっていたり・・・
ちなみに、写真はゴーフル・リエジョワーズ (gaufre liégeoise)。日本でいう、リエージュ・ワッフル?見た目よりずっとやわらかくてモチモチしています。ちょっとでこぼこした丸っこい形が特徴かな。よく日本のワッフル屋さんで見かけるタイプだと思います。
もうひとつ、ブリュッセル・ワッフルというものが存在します。こちらの正式名称はゴーフル・ブリュッセロワーズ (gaufre bruxelloise)。長方形で、サクサクと軽く、何枚でもいけちゃうかんじ。わたしはこっちのほうが好みかも。
BD ・・・バンド・デシネ (bande dessiné) の国だけあって、街のあちこちにこんな壁が。左の写真が、QUICK et FLUPKE(クィック・エ・フルプク)。日本では「クックとプッケ」というらしい。
真ん中の写真は Boule & Bill(ブール・エ・ビル)で、日本では「ビリーとバディ」。絵面があまり好きじゃないけど。
そして左は、Le Jeune Albert(ヤング・アルバートかな?)で、これはアントワヌくんも知りませんでした。1980-1990の作品らしいから、かなり最近・・・といっても30年以上前!?恐れおののきます。。。
たぶんオリーブとかポパイ世代は誰でも知ってる、エルジェの「タンタン」とかバンド・デシネが普及した最初期の作品らしいんだけど、ベルギーってだけでこんなイラスト思い浮かべるもんね。あと、ムール・フリットゥも。
右がブリュッセル市庁舎、左が・・・分かりません。と思ったけど調べてみたら、ブリュッセル最高裁判所なんだって!わぁ〜やっぱり煌びやか!
ブリュッセルでは、念願のブロカントへ。
知らない土地のブロカントは、本当に楽しい。
そしておもしろいのが、値段を交渉するディスカッションに、地域柄が出るということ。
ブリュッセルのブロカントでは、値段を聞いて「10€だよ」といわれたら「そう、じゃあいいや。」と返すと、100%「え?いくらなら買うの?」と追っかけてくるんです。
で、10€の半分、「5€」とかいってみる。なぁんと、答えは「んーーー、分かった、いいよ!」。
わたしは4つ掘り出しものを見つけましたが、4つのスタンドのお兄さん4人とも、ひとつ返事で「もってけ泥棒!」ってな感じでした。30€といわれたものを、10€までまけてもらったこともありました。
得したー!ブリュッセル最高☆とかよろこんだりもしたけど、もともと仕入れ値なんて10サンチーム程度じゃないの?ふっかけんなよ!
ちなみに、この日の朝チェックアウトしたブリュッセルのホテルはこんな外観でした。
この真ん中のベージュな建物とその右レンガの建物が、わたしたちが泊まった 9 Hôtel Central Bruxelles.
値段で選んだだけあって、とてもコンパクトでスーツケースを置く場所もなかったのが残念でした。お仕事で作品を運ぶのに、おっきいの持っていったからね。
連泊はきびしいけれど、清潔だしさっぱりしてるし、1〜2泊のプチ滞在にはいいと思います。
内装やインテリアはモダンだったので、ちょっと趣向がちがったけど・・・。
〈 つづく 〉