つぶやき

Bossay でキャトルズ・ジュイエ

こんにちは、ChibiRu です。
ともだちに会ったり出かけたり、ふわふわと地に足の着かない生活をしていたら
なんとまぁ、気づけばもう2014年も後半戦。
またまたひと月以上も放置してしまいました・・・。
先週末はシャテルローにあるアントワヌくんの実家に行っていたのですが
プチ・ヴァカンスのつもりが雨・雨・雨。
寒くてカーディガンが手放せないおかしな夏。
せっかく夏の装いを準備して行ったのに残念でした。
ところがここ2〜3日、突然の容赦ない真夏日。
まあ、実際真夏なので、文句をいうつもりはありませんが、
寒さがつづいたあとに間髪おかず、カンカン照りで肌にジリジリくる攻撃は
体力も精神力も激しく消耗するので勘弁してもらいたいです・・・。
今日もひざのウラから汗がしたたるほど暑いのかな。
というわけで、7月14日月曜日の祝日(パリ祭・革命記念日)は
シャテルローから車で30分くらいのところにあるパパ・ファミリーの田舎の家、
Bossay(ボッセー)という村に行ってきました。

Bossay でキャトルズ・ジュイエ

パパのお姉さんふたり、フランソワーズ一家とマリー=クレールは
春夏秋冬、季節の変わり目の長い休みになるとここへ来てのんびり暮らします。
畑を耕したり花を植えたり、薪を拾ったりブリコラージュをしたり。
画家であるフランソワーズと彫刻家の夫・ミシェルは、大きな家を居間と寝室にし、
カーヴ(その昔、ワイン蔵だったところ)にキッチンとアトリエを構えて
3人の子どもの家族たちと長い週末やヴァカンスをここで過ごします。
石造りの家は、中に入るとひんやりと冷たく、とても気もちいいのです。
写真左上は、そのキッチンの入り口。
写真右上は、ぐるりと棟を囲んでいて今でも実をつけるぶどうの木。
写真左下は、一家の新入り、Peyo(ペヨ)。4ヵ月です。
写真右下は、Platycodon(プラティコドン)=桔梗(キキョウ)。
プラティコドンには Fleur ballon(フルール・バロン:風船花)という別名も。
さてさて、7月14日といっても特別なお祭りをしたわけではなくて
親族11人が庭でテーブルを囲み、いつもどおりワイワイワインを飲みながら
フルーツタルトとババ・オ・ラムを食べるという、いたってシンプルなものでした。
パリではシャンゼリゼ大通りで軍隊のパレードがあったり
飛行機がトリコロールの煙を噴射しながら演技飛行を行ったり
エッフェル塔周辺などあちこちで花火が上がったりします。
今年はシャテルローにいたので見られませんでしたが、
毎年パリ祭の前夜には、ここクルブヴォワからセーヌ川沿いに3分ほど歩くと
周辺にあるパリ郊外の自治体5つほどの花火大会を見たり聞いたりすることができます。
そんなこんなで、このパリ祭の前後から、
パリジャン・パリジェンヌたちはヴァカンスでパリからいなくなり、
街はほんのすこし風通しがよく涼しくなるのです。