
スピカ Bags in bag ・・・ リバイバル。

2010年に制作した “Spica” というレース編みのオリジナルモチーフをあしらったバッグインバッグをまた作りました。



このバッグ、サイズは小さいけれど工程がたくさんあって、しかも手縫い部分がその80%以上を占めてて、かなりのツワモノだったんですが、それでも色を合わせるのが楽しくて楽しくて、11年前(デザインした当時)は30個以上作ってしまいました。
このスピカのバッグインバッグだけの展示を1回日本で、メインにしてほかの要素をすこし入れた展示を1回パリでしました。そこで燃え尽きて、作りかけていたいくつかの部品を、封印してしまいました。
今年(2022年)の夏実家に帰ったとき、裁断済みの生地に芯を貼ったもの、つなぎ合わせたクロシェのモチーフ、成形したテープや寸法にカットしたキルト芯などをキットに組んだものが3つ、箱から出てきました。ひと目見て、また脳内がゾクゾクしたので、工程を思い出しながら、楽しく完成させられました。

