食べてみる?

Titre de Séjour – 10年カード取得

10ヵ月もかかって、なんとか10年カード(10年期限のフランス滞在許可証)獲得成功!!!
前回の申請では惨敗に終わっただけに、ことのほかうれしい☆
晴れて(10ヵ月かかって)10年カードをゲットしたお祝いに、
今夜はちょっと奮発して「れんげ」で居酒屋デート。

沖縄黒糖梅酒

アントワヌくんは「とりあえずビール」→芋焼酎→麦焼酎を、
わたしは柚子スカッシュと沖縄の泡盛と黒糖からできた梅酒を注文。

なぜ10ヵ月もかかったかというと。
ちょうどランデヴー取る時期に日本に1ヵ月半帰っていて、
ランデヴーが2ヵ月延びてしまったというのもあるのですが・・・。
レセピセが切れる直前に手紙が来て、
「追加書類(昨年の全収入額と全請求書)を14日以内に提出しないと
 滞在許可証自体が無効になります」
っぽい内容だったから慌てて揃えて提出したんだけど、多分その処理に手間取ってたのでしょう。
レセピセが切れる1週間前と当日の2回、プレフェクテュール(県庁?)を訪れましたが
「あなたのカードはまだできていません。」!!!
もうレセピセ切れるんですけど、わたしどうしたらいいんですか?というと
「でも問題ありませんから。なんにも問題ないですから。」の一点張り。
はぁ・・・フランスって。日本じゃ考えられないよなぁ。と思いつつも
なんとか SMS(ショートメール)で出来上がりを知らせてくれるよう
プレフェクテュールに丁寧な丁寧な手紙を書きました。
さて、本当に送られてくるのか疑問に思いながらも待つこと2ヵ月。
ひとりの警官から突然電話があったかと思うと、翌日アパルトマンに来るのだそう。
「マイエ氏と実際に暮らしているかどうか調査するのでドアコードを教えろ」といわれました。
(フランスの建物は、大抵下の入り口がコードでロックされていて入れない)
TGV(新幹線)でスーツケースを盗まれたばかりだったので、怪しいことにすごく敏感になっていました。
泥棒かもしれないとまだ疑っていたので、家の場所を知られたくなくて、
わたしがエントランスまで降りていって、話をしようと決めていました。
ブザーが鳴って、下まで降りていくと、なんだかもっさいおっさんが。
見せられた警察手帳も、ドラマや映画のような黒くてゴツいパカッて開くやつじゃなくて、
わたしたちの身分証明書のようなものに「POLICE」と書いてあるだけの、ペラペラな感じ。
本当に警官かっ?ていう、ラフすぎる風貌もかなり怪しくてビックリしたけれど、
ここで逆らって滞在許可証自体が無効になってもいやなので、おとなしく家に上げることに。
そのおっさんポリス、最初っからテュトワイエ(馴れ馴れしい話し方)だし、
握手した手は離さないし抱きしめるし、パワハラ・セクハラで
超怪しかったんだけど、アントワヌが警察署に行って確かめたら、実在の人物でした。
というわけで、その調査結果の伝達等に時間がかかってたんだと思われます。
(滞在許可証がもらえたのは、それから1ヵ月後のことでした・・・)
とにかく、晴れて10年カードがもらえてめでたしめでたし♪♪♪
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「れんげ」でお祝いにと、乾杯しながら食したお料理の数々。

牛のたたき
海老フライ
手羽先の胡麻揚げ

おつまみというよりはガッツリ食した品々、
故郷の味はどれもこれも、美味しゅうございました。
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れんげ – Léngué
31, rue de la Parcheminerie
75005 Paris
Tél : 01 46 33 75 10