NY 旅行記 n°14 – KIRAKIRA展 Act.2 at the Gallery Onetwentyeight
やっと、わたしがニューヨークに行った目的をご紹介できます♪
アーティスト仲間の Michiko ちゃんがキュレーターとなり、
日本人アーティストだけを16人集めて、1週間ずつ前編後編に分かれて行われた
グループ展、KIRAKIRA展。
わたしの参加した Act.2 では日本・パリ・ロンドン・ニューヨーク在住の
8人の日本人アーティストの作品が展示されました。
下がわたしの作品です。
カラフルなだけあって、パッと足を止めてくれる人も多かったのですが、
じぃっとディテールを見たあと踵を返すお客さまもしばしば。
ああ、わたしの絵って、深みがないというか奥行きがないというか、
見ている人には分かってしまうんだなぁ・・・と、とっても勉強になりました。
今回は「平面」のみで参加可能だったので、初めてキャンバスにアクリルで描きました。
油絵を描いていた時期もあったのですが、その頃から数えてももう10年ぶりくらい。
わたしの大好きな「色」を表現したくて、それ以外はコンセプトもメッセージもなく
ただただ、描いたときにグラデーションが綺麗になるようなモチーフ、
La Petite MiMi(どの絵にも線画で存在している女の子。実はこの子が主人公)が
おもしろいポーズをとれる「食べもの」と「動物」を選びました。
わたしの表現したいことってなんだろう?
アートって何だろう?
そんな根本を揺るがすような疑問をストレートに投げかけられた、今回の展示でした。
それでは、ほかのアーティストたちの作品をどうぞ。
ロンドン在住の、Yuki Ioroi さんの作品。
今回の中で、わたしのいちばん好きなアーティストでもあります。
搬入やパーティー、NY 散歩を通して仲良くなった、Sayoko Muu ちゃんの作品。
足を止めて、じっくり見る人々が多かった、Muu ちゃんの絵たち。
とてもしっかり描き込まれていてクオリティが高いです!
世界を飛び回って(しかもわたしにとっては辺境の地ばかり)インスピレーションを受けたという
Act.2 唯一の男性アーティスト、kaz さんの作品。
なんと、ポスカで描いたというから驚きです。
食い入るように見つめ、最後に彼の話を聞きたがるお客さまが多かったです。
パリ在住のアーティスト、ANnCO Miura さんの作品。
布に直接描くという手法と作品の素晴らしさに感銘を受けました。
ほんわかした本人からは想像もできない、鮮やかな色と力強い線で表現された
ニューヨーク在住 Yuki Abe さんの作品。
まるで彼女の隠された、しかし確固とした核の部分を見ているよう。
展示会でもひときわ目立っていました。
higaco さんの写真とコラージュ(?)の作品。
レリーフを施された写真たち、木枠に裏返しに貼られた日本語の文章、色づかい。
ただ絵を描いて持っていったわたしは、なにか心の奥のほうを揺さぶられた感じがしました。
ウィリアムズバーグに住む、Saori Kuno さんの作品。
彼女はヴィンテージのお店をやっているそうで、大切な猫ちゃんを撮った写真だそう。
インパクトがあって、ギャラリーのオーナーもお気に入りでした。
ギャラリー入り口に立って全体を見た図。
ギャラリー入り口左側のウィンドウに貼られた “KIRA KIRA” シールと展示会の説明。
入り口から見て左側の壁。
Sayoko Muu ちゃんの作品たち、Saori Kuno さんの写真、Yuki Abe ちゃんの絵。
入り口右側の壁。
Yuki Ioroi さんの作品たちと、わたしの作品たち。
ギャラリー奥から入り口の方を見たところ。
ギャラリーのちょっと奥まったところ。
ギャラリー奥から左側の壁を見たところ。
ギャラリー奥から右側の壁を見たところ。