布ぞうりワークショップ@ポンピドゥーセンター

先週の土曜日、パリのポンピドゥー・センター(ジョルジュ・ポンピドゥー国立美術文化センター)で布ぞうり制作ワークショップの講師をしてきました。

まだフランス語で会話もできなかった1998年、初海外・初めてのパリ旅行でポンピドゥー・センターを訪れましたが、「奇妙な建物だなぁ・・・」と思ったくらいで、まさか18年後に自分がその場所で、フランス人を相手にフランス語でのワークショップ講師を任されるとは夢にも思いませんでした。

ふだんからエスパス・ジャポンでフランス人に教えているにもかかわらず、前日は緊張してろくに眠れませんでした。当日は、朝からともだちに布裂きを手伝ってもらってようやく準備を終え、フランス語で教えるための予習の時間も5分くらいしか取れないまま本番を迎えました。

でも、教える内容もパブリックも、いつもと変わらないんですよね。「国立美術文化センター」という名前だけで、自分でハードルを上げてしまって、情けないなぁと思いました。ブランドに弱いなぁ、わたし!

初めはわたしを訝しがっていた、ポンピドゥー・センターの気むずかしそうな担当マダムも、ワークショップが終わったあとには「大成功だったわ、どうもありがとう。来年もまた確実にお願いしますから。」と笑顔でお礼をいってくださいました。

個人的なことをいえば、2008年12月に移住してからこの8年間、フランスに住んだはいいけれどちっとも社会貢献できていないというのが悩みの種でした。外で働いたこともなく、自分ではフランス語の書類やメール処理すらできず、いつもネイティヴの夫に助けられて独り立ちすらしていないような気がしていました。でもこの日、やっと「わたしにもフランスでできることがある」と自信をもつことができました。

とにかく、笑い声の絶えない楽しいアトリエとなりました。ワークショップ参加者のみなさま、ポンピドゥー・センターのマダム・ザノス、そしてお仕事をくれたエスパス・ジャポンのスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。これからも精進してまいります。

布ぞうりワークショップ@ポンピドゥーセンター

布ぞうりワークショップ@ポンピドゥーセンター

布ぞうりワークショップ@ポンピドゥーセンター

布ぞうりワークショップ@ポンピドゥーセンター

布ぞうりワークショップ@ポンピドゥーセンター

布ぞうりワークショップ@ポンピドゥーセンター

布ぞうりワークショップ@ポンピドゥーセンター

布ぞうりワークショップ@ポンピドゥーセンター

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