ブロカントとか

ル・ブランのブロカント n°3 – トイカメラの原型・オリジナル Diana-F

ル・ブランのブロカントでの掘り出し物、第3弾。
今回のブロカント巡りでの目玉でもある、Diana-F です。

オリジナル Diana-F パッケージ

トイカメラ好きの方は必ず知っている(持っている)LomographyDiana F+,
その原型となったのが、こちらの Diana-F なのです。
レンズにまでプラスティックを使った愛らしいカメラ、Diana
1960年代に香港で生まれ、いろいろな会社のノベルティとして作られたり
Diana クローンと呼ばれるイミテーションが次々と世に出たりしました。
その Diana に当時らしいデザインの大きなフラッシュがついたのが、
この Diana-FDiana Flash)なのです。
もちろん、MADE IN HONGKONG, 箱には no.162 と書かれています。
そしてまだ中身が開封もされていなかったこれ、
パッケージも説明書もフランス語で書かれているのです。
つまり、ヨーロッパへの輸出用に作られたのですね。
そして、まさにわたしのために大事にしまわれてきたのですね!
迷わずお兄さんに値段を聞いたら3€とのことでしたが、
いっしょに1€のお皿が欲しかったので、まとめて3€におまけしてもらいました。
(このお皿は次回、ご紹介しますね)
実はこのオリジナル Diana-F を掘り出してくれたのはアントワヌくん。
彼も、わたしがいつも愛用している Diana F+ のオリジナルに
まさかこんなフランスの片田舎で出会えるとは思っていなかったようで
わたしに教えてくれるときは目をキラキラさせてました♪

オリジナル Diana-F 本体と説明書

軍艦部は、現在の Diana F+ よりもくすんだブルーグレイ。
そのほかはほぼ、同じ構造です。
残念なことにフラッシュの電球がありません。
今でもどこかで手に入るのかな?
ま、Diana ちゃんのフラッシュはいつも使わないから飾りでしかないし
たいした問題ではありません。
さっそく今週末、試し撮りに出かけようっと!