つぶやき

パリのパッサージュめぐり n°1 – Passage Choiseul

ドイツから、義妹のクレールとトルステン夫妻がきています。
いつもはシャテルローに帰るのだけれど、今回はパリ観光でやってきました。
2日目はわたしもお供して、パリのパッサージュめぐりをしました。
パッサージュとは簡単にいうなら、日本でいうアーケード商店街みたいな感じ。
Passage (de/des) ○○とか Galerie ○○という名前がついています。
それぞれに歴史があり、パッサージュについて書かれた本などもあります。
パッサージュは18世紀後半、パレ・ロワイヤルの貸家・貸店舗に始まったのだそうです。
それから19世紀半ばまで、次々あちこちに現れたのだとか。
さてさて、わたしたちがこの日訪れたのは7~8個のパッサージュ。
たまには、手入れが行き届いておらず、ゴミ捨て場になっていたり
寂れて汚らしく残念な感じのところもいくつかありましたが、
特に装飾がきれいだったり、活気があったりして、味わいのあるパッサージュを
写真に撮ってきましたので順番にご紹介していきますね。
まずは、パリ2区の Passage Choiseul(パッサージュ・ショワズール)。
2区と3区のサンタンヌ通り(日本食レストラン街)からほど近く、
日本食スーパー Kioko(京子)のすぐ東に南側の入り口があります。
北側は、Quatre Septembre(キャトル・セプタンブル)駅を降りてすぐの
ショワズール通りとつながっています。

パッサージュ・ショワズール #1

ファサードのステンドグラスや、入り口の格子ガラスが素敵です。

パッサージュ・ショワズール #2

内装はほとんどそのまま。
ブティックの看板たちも味があってかわいいです。
屋根の中央部分はガラス張りになっています。

パッサージュ・ショワズール #3

梁(?)にある看板などもたぶん当時のまま。
レトロな雰囲気がとても好きです。
パッサージュ・ショワズールの中には洋品店、靴屋、韓国や中華レストラン、
モダンな軽食スタンドのほか、昔ながらの画材専門店や古本店などもあります。
このパッサージュは、わたしもふだんよく利用しています。