毛糸を染める。
作るために使うもの,  おたより

毛糸を染める。

これ、なんだと思います?

毛糸を染める。

って、記事のタイトルでバレちゃいますよね。


そう、染料。
植物から作られた自然染料なのです。


マンゴーとアプリコットを買ってみたのですが、写真はマンゴーのもの。どうやったら、こんな土の塊と茎や葉っぱの切れ端からあの黄色が出るんだろう?

(たぶん、マンゴーと言ってもマンゴー自体から採れた染料ではなく「マンゴーの色に染められます」ってことなんだろうと思います。)

おともだちから、ドゥドゥ(*下記参照)の注文をもらったときに、わたしの持っているパイル地の布が白かったので(ドゥドゥはいつも持っているのですぐ汚れます!)赤ちゃんにも害のない、草木染めをしようと思いつきました。(実はわたし、テキスタイル科出身・・・)


*ドゥドゥ:フランスの子どもが幼児期を一緒に過ごす、タオルや毛布とぬいぐるみの合いの子みたいなくたっとした物体。


ところが、草木染めをする材料を揃える時間もなく、調べたところ、フランスではあまり浸透していないようなので
ネットのビオショップで自然染料を購入。


ドイツ製らしく、フランス語訳の説明はアントワヌくんが読んでも意味不明。なので、母親に聞きつつ、学生のときの授業をなんとなく思い出しつつ自己流で染めました。


で、パイル地だけじゃ飽き足らず、同時に購入したウール&シルク用の染料でアイボリーの毛糸たちを染めてみました。

毛糸を染める。

これ、出汁パックを入れておそうめんを煮ているわけではありません!


ヴァージンウールの白い毛糸と、染料を入れたお手製フェルトパック。火をつける前の段階です。

毛糸を染める。

マンゴーは、最初ごくうすいピンクにしかならず心配したのですが、煮ること1時間半、こんな鮮やかな黄色に。

毛糸を染める。

アプリコットは度肝を抜かれるほど濃い赤だったので、あわてて大量に煮汁を捨て、たくさん水を加えてうすめました。

毛糸を染める。

こんな風に仕上がりました。何を作ろうか検討中♪