おたより

新しい扉

目下、編みぐるみ初級者クラス用のサンプル作品作りに励んでおります。

編みぐるみ初級者クラス用サンプル作品

白と黄色の四角いのが、第1回目に学ぶかぎ針編みの基礎編のサンプル。
オレンジの太陽が、第2回目にアクリル毛糸で作るエコたわし(コースターにもなります)。
パリまたは近郊にお住まいでかぎ針編みや編みぐるみを始めてみたい、という方は
ESPACE JAPON の詳細ページで簡単なカリキュラムやレッスンの日程を見ることができます。
(サイトの説明とレッスンはフランス語です)
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今年は1月初っぱなから、今のわたしの容量を超えるお仕事が目白押し。
新しく高いハードルがどんどん用意されて、技量を試されているような感じです。
1月は、しばらくやってなかったイラストのお仕事、しかもサロンでの初ライヴペイント。
これは右手の人差し指を怪我するというアクシデントもありましたが、無事終了。
次回もぜひお手伝いできたらいいなと思える、とっても楽しくて有意義なお仕事でした。
2月には手芸サロン L’aiguille en fête で編みぐるみの展示とデモンストレーション。
スタンドの3分の1を展示とデモンストレーション用に貸していただけることになりました。
そして3月から始まる ESPACE JAPON での編みぐるみ講座の先生のお仕事。
テディベア講座で講師をした経験はあっても十数年ぶり。
しかも、編み物用語も手の動かし方もフランス語で説明しなくちゃいけないのです。
(簡単なレース編みのレッスンはパリに来てから3回ほどやりましたがすべて日本語でした)
それが終われば子ども用英語と日本語のフラッシュカードのイラストレーション。
動物50枚+昆虫50枚、動物も昆虫も、そんなにたくさん描けるかしら。
見たことのないレアな生物もばんばんでてきそうですね・・・。
図鑑とにらめっこしながら、の地道な作業になりそうです。
きっと今年は容量アップの時期なのね。
フランスに来てからアーティスト再開したものの、創造性ではなく惰性で動いていた気がする。
せっかくいただいたチャンスなのだから、
感謝の気持ちを忘れずに、しっかりと自分のものにしていこう。
順風満帆、追い風に乗って、ときには慎重に。
長い長い階段をひとつひとつ丁寧に上って、次の扉を開けるんだ。
がんばれ、わたし!!!

フランスにはまた寒波が訪れました。
今日の最低気温は-8℃、外を数分歩いただけで、冷気で耳がちぎれそうに痛くなります。
パリより南のシャテルローにあるアントワヌくんの実家では、ひと晩で20㎝も雪が積もったそうです。
我が家はセントラル・ヒーティングなので、ある程度の暖房はきいていますが、
それでも湯たんぽとひざ掛けで簡易こたつを作り、モヘアのスカーフを首に巻くという重装備。
にもかかわらず、今日は何度も、腰にピキーッンと痛みが走ったり、こむら返りが起こったり、
足がつったりと、あまりの寒さに身体もカチコチに固まっているんだなぁと感じました。
うちのアパルトマンにはバスタブというものがなく、狭いシャワールームだけなので
熱いお湯にゆっくりつかって身体をほぐす・・・なんて夢のまた夢。
せめて、1日5分でもストレッチをしないとそのうち本気で動けなくなるなぁ、
自分の身体は自分で大切にしないとなぁ、と実感してしまいました。
日本もとっても寒いと聞いています。
みなさん、どうかお風邪など召されませぬよう、暖かくしてお過ごしくださいね。