ブロカントとか

わたしの宝ものたち :: Mes trésors n°2

わたしの宝ものたち、第2回。
今日ご紹介するのは大好きなアーティスト、山下美千代ちゃんの作品たち。
寝室兼アトリエには、日本からもってきた古い模様ガラスの飾り棚を置いて
仕事の資料やテキスト、機材などを収納し、自分で編んだレースでドア部分を飾っています。
その上にはかわいい瓶や缶、レース、宗教的にオリーブの枝などを飾っているのですが、
そこはわたしが “Cadeaux de Noël” で集めた作品などをデコレーション。
反射してうまく撮れなかったので、写真にはないのですが、
左半分はたやみよこさんの銅版画たち、伯母からプレゼントされた横井まい子さんの油画。
右半分には山下美千代ちゃんの作品たちがならんでいます。

わたしの宝ものたち n°2

写真正面は、おととしの “Cadeaux de Noël” で交換した額装の絵。
わたしの大好きな作品 “L’ombre d’olivier“(意味は「オリーブの木陰」)です。

こちらは、蚤の市で見つけた小さな可愛らしい額に合う絵を美千代ちゃんにお願いしたもの。

Catherine :: キャトリーヌ

この少女は Catherine(キャトリーヌ)。
美千代ちゃんの絵の中に登場する少年少女たちは、笑っていることがありません。
彼女の生み出す世界は、作風はリアルなのにいつもシュールでどこかシニカル。
とても丁寧に誠意を持って、独特の宇宙をひとつひとつ創り上げていく美千代ちゃん。
そこには妥協も惰性もありません。
鉛筆に顔料で、古新聞で、樹脂粘土で、陶器で、ガラスで・・・と
彼女の創作意欲や制作の糧は尽きることを知りません。
わたしが今もっとも注目し、尊敬しているアーティストのひとりなのです。