つぶやき

さよなら、またね!

さっき、中川ファミリーが日本へ帰ってゆきました。
ひと月の滞在でしたが、短かったような長かったような、とっても密だった愛しい時間。

さよなら、またね!

貴雄ちゃんが今朝書いていたブログの日記を読んだら、
フランスやスペインでの体験、陽登(ヒト)が成長していくようすなどがつづられていました。
彼らにとっても有意義な時間になったんだなぁ、と思うとすっごくうれしいです。
文章のあとには、陽登が出会ったさまざまな場面を切りとった写真たち。
わたしもお母さんになった気もちで、感慨深くてウルウルしちゃいました。
そして、ずらりならんだ写真のいちばん最後には、
陽登とアントワヌくんとわたしのスリーショット。
偶然だったとしても、ステキすぎます。
もう・・・泣かせるなぁ。

ギリギリまで時間を無駄にしたくなかったので、早朝のうちにいろいろ済ませたあと、
リビングでみんなと朝食をとり、おしゃべりしたり笑い転げたりしているうちに
出発の時間は刻々と近づき、タクシーから「到着しました」との SMS が入りました。
予定時刻より早かったのですが、うちの前の道路には駐める場所がなく
待たせると渋滞になってしまうのでさあ大変。
アントワヌくんも出勤を遅らせてくれてみんなでエンヤコラ荷物を下ろします。
わたしは陽登と最後の時間を過ごしたかったので、
さらうように抱き上げて、正面玄関へとつづく階段を下りました。
一段一段、踏みしめながら。
いつもとちがう空気を察したのか、珍しくおとなしく腕の中にいる陽登に
「これから陽登のおうちに帰るんだよ。陽登が5歳になったらまたキキんちに遊びに来てね。」
というと、はじめはポカーンとしていましたが、ちょっとした沈黙のあと
「イヤ!さみしいもん!」
とぎゅうーっとしがみついてきました。
わたしも、ぎゅうーっと抱きしめました。
ふたつのスーツケースやらベビーカーやらバッグやらリュックやら、
いろいろ持って貴雄ちゃんと美沙希ちゃんとアントワヌが
あとからエレベーターと階段で下りてきました。
さあタクシーに乗るというとき、
貴雄ちゃんにあらためて「ありがとう。」といわれたときには
もう、涙をこらえるのがやっとでした。
タクシーが小さくなるまでずっとずっと手をふりました。
アパルトマンに帰って気がゆるんだせいか、
空っぽの部屋を見たとたん不覚にも号泣してしまったので
やさしいアントワヌくんは今日1日休みをとってそばにいてくれてます。
さてさて。
このひと月、むちゃくちゃ楽しく遊び呆けたし、いろんな経験もしたし、
そろそろ仕事と日常生活に戻ります!
貴雄ちゃん、美沙希ちゃん、陽登。
ホントのホントに、面白い毎日、刺激的な時間をどうもありがとうね☆
2年後、また待ってるよぉ〜〜〜!!!