パリでの新しい出会い

金曜日のことになりますが、Facebook で知り合った Café du Soleil のオーナー、
ゆかさんがお母さまといっしょに我が家を訪問してくださいました。
こーんなたくさんの、日本からのおみやげといっしょに！！！

手前左から、義兄さんの和菓子のお店からのカステラ、手前がおしるこ。
この最中みたいなものをお椀に入れて、お湯を入れてつぶして食べるのだそう！
後ろふたつが、ゆかさんの Café du Soleil のコーヒー豆。
そのほかに、パリで DALLOYAU のケーキまで買ってきてくださいました。
ゆかさんもお母さまも、気さくで朗らかでとっても素敵な方。
ゆかさんは若いのに、18歳の時から夢だったカフェを
兵庫県の西宮（甲子園球場そば）でされているそう。
すごく素敵だなぁ・・・関西に行く機会があったらきっと寄らせていただこう。
お母さまもとってもとっても若くてオシャレ！！！
笑うと両ほほにできるえくぼがとっても印象的な方でした。
お茶やコーヒーを飲みながらあれやこれやとおしゃべり。
とてもとてもとても、楽しいひとときが過ごせ、元気もたくさんもらいました。
どんなに楽しい時間だったかはここにはとても書き切れないのですが、
わたしはいい出会いがあると、興奮してしまってお別れのあとに具合が悪くなるんです。
自分で自分をコントロールできずに、テンションばかり上がってしまって
全部の体力と精神力を使い果たしてしまうんですね。
そして、楽しかった時間のあとに、ひとりぽつんとしてしまう虚無感。
今回も、駅へ向かうおふたりを窓からずっとずっとお見送りしたあと、
その場にへたり込んでしまいました。
全身から力が抜けていく感じがしたのでベッドに直行しました。
ほんとうに素敵な出会いだった証拠です。

楽しかったことのあとにこんなことを書くのは気が引けるのですが。
同じ金曜日のことだったのでお話しします。
滞在許可証が新しくなって、ホッとしている ChibiRu です。
ニューヨークに行くときにこれが期限切れだと、
アメリカに入れないどころかフランスを出してもらえないかもしれない。
こっちのお役所仕事は本当に酷いもんだから、心配していたんです。
「出来ましたよ」との案内も何もなく、
レセピセ（滞在許可証申請受付の証明）の期限が切れちゃう前に
自分で頃合いを見計らって取りに行かなくちゃいけないのです。
去年なんか、1週間前に取りに行ったら何食わぬ顔で
「書類に不備があったので、出来ていません。2週間後にきてください。」
えええ！！！
2週間後なんていったら、レセピセの期限切れてるよ。
といっても、遅れているという証明書をくれるわけでもなく。
不備があったならあったで、前もって連絡くれればいいのに・・・。
わたしを不法滞在させるわけ？？？
まぁ、なにもなかったから本当によかったんですけど。
だから、今年はすんなりもらえて「ホッとしている」わけなんですね。
といっても、くっついてる写真が気に入らないのよねぇ・・・。
申請のときに当たってしまった担当のマダム（おばちゃんと呼びたい！）が
いちいちとーーーーっても意地悪な「頭の固い先生」みたいな人で、
（こっちは人によっていうことがちがうので、担当者で運命が変わる）
きれいに髪の毛整えて撮って持っていった写真が気に入らなかったらしく
「両耳を出してもう一度撮り直してきてください」だって！
へ・・・？
そんなこと、今回初めて言われたんですけど。
去年だっておととしだってその前だって、耳なんか出してない。
言いがかりの嫌がらせとしか思えない。
高校のとき、定規とハサミ持って校門から花道作ってた先生たち思い出した。
ちなみに、10年カードもらえるはずの年だったんですが、
ランデヴーにいってみたら、どうも様子がおかしい、いつもと変わらない。
不思議に思っておばちゃん（！）に聞いてみたら
「あら、ここ読まなかったの？10年カードならこの書類がいるのよ」と。
わたしたちには関係のない証明書記入欄のいっちばんいっちばん下の
ひとまわりもふたまわりも小さな字で書かれた書類リストの
ちっちゃなちっちゃな枠を指さしました。
（ふつうだったらその証明書についての注意書きだと思ってしまう）
絶対わざと分かりにくく書いてるでしょ？
そんなに10年カード出したくないんですか？
ランデヴー予約のとき、確認したよね？
今回は10年カードなんですよね、って確認したよね？
なんでそのとき、書類のそこんとこ強調してくれなかったんですか？
そうですよね、個人主義の国ですものね、
全部自己責任でひととおり目を通さなきゃいけなかったんでしょうね・・・プンプン。
というわけで、今から書類持ってきますといっても、
「だめだめ、待てません。10年カードは来年ね。」
ランデヴーをまた予約したいといっても
「今年は1年カードしか出せません。」
殴ってやろうかと思ったけど、ガラス越しだったから出来なかった！
そういうときのためにあのガラスはあるのね。
というわけで、不本意な1年カードをもらってすごすご帰ってきたのでした。
また来年、あの面倒くさくて腹立たしい申請をしなきゃならないと思うと
ああ、ほんっと泣きそうになります。。。