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NY「キラキラ展」と電子渡航認証システム

さてさて、NY はマンハッタンで開かれる「キラキラ展」の DM が刷り上がってきたようです。
微力ながら、DM のデザインを担当させていただきました。

KIRAKIRA -twinkle twinkle little star- act. 1

KIRAKIRA -twinkle twinkle little star- act. 1
2012年9月1日(土)〜2012年9月7日(金)

KIRAKIRA -twinkle twinkle little star- act. 2

KIRAKIRA -twinkle twinkle little star- act. 2
2012年9月8日(土)〜2012年9月14日(金)
わたしが参加するのは8日からの act. 2 のほう。
今回は KiKi MAILLET としての出展です。
いよいよ制作もカウントダウンしなければならなくなってきました・・・。
ラストスパートです!
gallery onetwentyeight
128 Rivington Street
New York, NY 10002
火〜土 13:00-19:00
日   13:00-17:00
月・休

いやぁ、今日は「持つべきものは友」ということばを実感しています。
ご無沙汰していたともだちから突然、Facebook でメッセージが入りました。
NY に行くのに ESTA はだいじょうぶ?」
ESTA ってナニ???
調べてみると ESTA とは Electronic System for Travel Authorization の略で
日本語では「電子渡航認証システム」といい、米国に入国する際には必ず必要だとか。
  → 詳しくはこちらをどうぞ 「電子渡航認証システムへようこそ」
これ、飛行機の予約のときにも書いてなかったし、NY に行った人から聞いたこともなかった。
ガイドブック読み流したときにも、目にも止まらなかった。
彼女がわたしののブログ(FB かも)読んでくれてなかったら・・・。
ESTA のこと心配になって連絡くれなかったら・・・。
9時間近くの長旅をやっと終えて、ウキウキしながらニューアーク空港に到着したとたん、
わたしは門前払いを食らって、まさに漫画のようにおっきな岩に脳天を直撃され
真っ青になっておでこいっぱいに縦線が入り白目をむいて口から泡吹いてたんだな。
・・・と思うと本当に鳥肌が立ちます!!!
この場を借りてお礼をいいます、AYAKO さん、本当に本当にありがとう。
あなたがいなかったら、わたしは、わたしは。。。涙。
ここからはわたしのドジ話。
最初、アントワヌくんが上のアメリカ政府のサイトを見つけて、内容を読んでくれました。
ネット上ですぐに申請できること、14ドル払わなければならないことなど。
ところが、アントワヌくんがサロンで使っていたのはノートブック。
わたしはマウスなしでノートブックを使うのが苦手なので部屋にもどり、
自分のデスクトップで検索して、トップに表示されたサイトを迷わずクリックし、
出てきたページに必要事項を全て入力しました。
さて、支払いの段階になって、請求された額は・・・なんと74ドル!!!
ビックリしましたが、早く申請しなくてはと焦る気もちもあったので、
そか、アントワヌくんが74ドルといったのを14ドルと聞きまちがえたのね、
そんなにかかるのか・・と納得しかけてしまいました。
でも、クレジットカードを出して番号を入力しようとしたとき
頭の中で聞こえてきた「14ドルも払うのか、サギだ!」というアントワヌくんのことば。
いや、やっぱり確かに14ドルっていったよね。
サロンからアントワヌくんを呼んできて、画面を見せると
「何やってんだよ、これ、代行業者のサイトじゃないか!!!」
そういえば、一番上に表示されたのは Google AdWords の検索結果だったような気が。
わたしは危うく、代行業者に手数料として60ドルも払ってしまうところだったのでした。
アメリカ政府のサイトに飛び直し(もちろん日本語選択可能)
ふたたび面倒くさい必要事項の入力を終え、支払いは14ドル、ふぅ。
こんな5〜10分でネット上ですんでしまうような、しかも日本語でできる
申請を代行して60ドルもボッたくろうとする業者がいるんですね。
しかし、代行って?
なにをしてくれるっていうんでしょうか?
アントワヌくんが掲示板などでサギられたひとたちを調べたところ、
30〜50ドルというのが騙される(?)相場だそうです。
「キミはまったく、よく一発でトップの業者を選んだね!」と皮肉られてしまいました。
みなさんも、くれぐれも気をつけてくださいね。
さて、ESTA なるものはその場で発行され、印刷して画面を閉じました。
メールアドレスを入力したはずなのですが、メールでの確認などは一切なし。
冒頭のともだちの旦那さまによると、実際には印刷は必要ないとのこと。
彼がアメリカに入国する際、印刷した ESTA を見せたら、「必要ないですよ」といわれ、
理由をたずねると審査官はくるりとパソコンの画面をこちらに向け、
そこには彼の情報がすべて表示されていたそうです。
だから、印刷は自分のための保存用(確認メールも何も残らないので)。
わたしはその場で申請が受け入れられましたが、
入力内容によっては調査などが必要になり、時間がかかることもあるそうで、
米国入国の72時間前までに申請するようにとアメリカ政府は勧めています。